kumano22’s diary

IT×営業×投資×運動について積み上げしていることを書いていきます。

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IT業界への転職 実際のところどうなのか

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[目次]

1.IT業界とは

2.各業界について

3.課題

4.これからの波

5.アメリカ企業

6.日本企業

7.まとめ

 

1.IT業界とは

 ITは、私たちの社会を支える重要な技術です。インターネットやスマートフォンなどは日々の生活に不可欠なサービスになっています。また、家電、自動車、ゲームなどにも最新のIT技術が使用され、私たちの生活を豊かにしています。そのような技術やサービスを担っている業界が「IT業界」です。
では、IT業界とは一体どのような業界なのでしょうか。IT業界には多くの業種や職種が絡み合っており、技術やサービスが進化するにつれ年々業態が複雑化しています。今回は、IT業界を「インターネット業界・Web業界」「情報処理サービス業界」「ソフトウェア業界」「ハードウェア業界」「通信業界」 の5つに分類し、それぞれの業界の内容と代表的な職種を紹介したいと思います。
私は10年以上、IT業界で勤めています。

 

2.各業界について

(1)インターネット業界・WEB業界

インターネット業界・Web業界には、Webサイト制作、ネットワーク構築、インターネット広告など、企業向けのサービスを行う企業と、ポータルサイトSNS、ショッピングサイトなどの個人向けのサービスを提供している企業に分けることができます。この業界の魅力は、お仕事や働き方は多種多様にあり、企 業のWeb担当者として自社のサービスや商品を紹介するためのサイトを制作・更新したり、制作会社に勤務してさまざまな業界や企業のWebサイト制作に携わることもできます。また、自分らしく働きたい人には在宅・フリーランスがオススメで、女性にとっては結婚、出産後も安心して長く働けるということも人気の理由です。

 

(2)情報処理サービス業

情報処理サービス業界は、システムインテグレータ(SI)とも呼ばれ、企業に情報システムの導入を行う際に必要となるすべてのサービスを提供します。情報処理サービス業界は、ハードウェア業界とソフトウェア業界の両方をカバーしていることが多く、ハードウェアの選定から、データベースの構築、ソフトウェアの開発・管理・保守のすべての業務を請け負います。また、企業の業務内容や現在抱えている課題を分析し、業務効率化、課題の解決、競合企業に対する戦略をも視野に入れたコンサルティングサービスを提供する企業もあります。B to Bです。

 

(3)ソフトウェア業界
ハードウェアの動作を制御するための手順や命令をまとめたプログラムのことをソフトウェアと呼びます。ソフトウェアは、システム全体を管理するソフトウェア(オペレーティングシステム/OS)とOS上で特定の作業を実行するソフトウェア(アプリケーションソフト)の2種類に分けることができます。
スマートフォンの普及によりAndroidiOSなどのオペレーティングシステムが誕生しました。また、パソコンで処理したい作業が多様化してきていることから、多種多様なアプリケーションが次々と開発されています。

 

(4)ハードウェア業界

ハードウェアとは、パソコン本体や周辺機器(キーボード、マウス、モニター、プリンターなど)、それらを構成する電子回路などを指します。
以前は、ハードウェアといえば「パソコン」でした。しかし、現在ではインターネットなどのIT関連技術を利用できる携帯電話やスマートフォン、家電、ゲーム機などもハードウェアのひとつとして考えられています。このようなハードウェアを扱う業界を、ハードウェア業界と呼びます。

 

(5)通信業界

電話・インターネット・光ファイバー・無線などの通信インフラを扱う業界です。固定通信・移動体通信ISPインターネットサービスプロバイダー)などが通信業界に含まれます。
次世代の通信システムである5Gが通信業界の大きなトピックスです。5GはIoTの普及や、VR・ARといった先端技術の実用化において欠かせない技術。今後のITの成長を支える重要な業界です。

 

3.IT業界の課題

エンジニアの不足です。
経済産業省が公表したデータによれば、IT人材の需要が今後拡大する一方で、日本のIT人材数は減少が見込まれ、IT人材の需給ギャップは2030年までに最大で約79万に拡大する可能性があると試算されています。また、近年では第4次産業革命に対応した新しいビジネスの担い手として、AIやビッグデータを使いこなし、付加価値の創出や革新的な効率化により生産性向上に寄与できるIT人材の確保が課題となっています。

 

4.これからの波

(1)IOT
IoTとは「Internet of Things」の略で、日本語では「モノのインターネット」と訳されています。現実世界の物理的なモノに通信機能を搭載して、インターネットに接続・連携させる技術です。
PCやスマートフォン、プリンタ、据え置き型ゲーム機など、これまでインターネットに接続されていたIT機器以外に、テレビや冷蔵庫、エアコン、時計、自動車などのアナログ機器もデジタル化して、インターネットに接続することでデータの連携が可能となります。例えば、Apple社が発表したApple Watchは腕時計ですが、スマートフォンと情報の連携が可能なウェアラブルバイスです。
身の回りの生活に関するあらゆるモノがインターネットに接続することで、これまでになかった新しい価値や発見が生まれます。IoTは、これからの生活や仕事をより便利で豊かにする画期的な仕組みといえます。

(2)AI

AIとは「Artificial Intelligence」の略で、辞書的な定義では「学習・推論・判断といった人間の知能のもつ機能を備えたコンピューターシステム」と記されています。
しかし、学術的な視点では「人工知能(AI)」という言葉は多義的であり、人によってその捉え方は異なります。人工知能の定義は、専門家の間でも明確に定まっていないのが現状です。

 

(3)DX
デジタルトランスフォーメーション」は、2004年にスウェーデンウメオ大学のエリック・ストルターマン教授によって提唱された概念。その内容は「進化し続けるテクノロジーが人々の生活を豊かにしていく」というものです。
言い換えると、“進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革すること”。「Digital Transformation」を直訳すると「デジタル変換」という言葉になりますが、“変換”というよりも“変革”という言葉が鍵になります。
ただし、デジタルトランスフォーメーションが及ぼすのは単なる「変革」ではなく、デジタル技術による破壊的な変革を意味する「デジタル・ディスラプション」。すなわち、既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすものです。

5.アメリカ企業

代表的な会社はGAFAMです。
「GAFAM」とは、アルファベット(グーグル持ち株会社)、アマゾン・ドット・コムフェイスブック、アップル、マイクロソフトを加えた5社が、米国の時価総額上位5社となります。
2020年5月に入り「GAFAM」の時価総額が、東証一部全体の時価総額を超えたという衝撃的なニュースが入ってきました。
コロナ影響下でも業績は伸び、まさに社会インフラ化していると思います。

 

6.日本企業

富士通はAIなど高度な専門人材を採用。年収2500万〜3500万円で採用する。

 

7.まとめ

間違いなく今後も新しいサービスが出て世の中は便利になっていく。
成長も著しく変化のスピードも早いが勉強が出来る人はIT業界にチャレンジしてみるのも良いと思います。